ムサビ通信の実態

武蔵野美術大学通信教育課程の実態を解説

【ムサビ通信】新入生向けのオススメ科目

入学初年度にオススメな科目

ムサビ通信に入学した年にとると良さそうな科目を記しました。
初学者向けで単位がとりやすいものを中心に選んでいます。
全学科共通の内容にしているので、学科専門科目は省いています。

■レポート入門 Ⅰ
レポートの書き方を動画でレクチャーしてくれる科目。
内容は正直小難しく、眠くなるが、メディア授業という事もあり比較的簡単に単位がとれる。
オススメ度★★☆


コンピュータリテラシー
2日で完結するスクーリング科目。
内容は、簡素なHTMLで昔懐かしいwebサイトを作るというもの。基礎中の基礎のためよほどパソコンに慣れていない人でもなければ(ムサ通の中では珍しく)簡単に単位がとれる科目。
ただそのぶん、パソコンを使いこなせる人にとっては単位稼ぎ以上の意味は薄いかも。
オススメ度★☆☆


■カメラリテラシー
■美術入門
■デザイン入門

すべてメディア授業。
カメラ・美術・デザインという、美大での学びの基本を動画で解説してくれるので優先的にとっておきたい。
オススメ度★★★


日本画表現入門
こちらもメディア授業で、日本画の基本的な部分を座学で学ぶ科目。美術入門と重なる部分があるので両方受けると理解を深めやすいかも。ただ日本画という存在が基礎であっても割とマニアックなため、日本画になんの興味もないとキツイ?
そのため上記3つ(カメリテ、美術入門、デザイン入門)ほどではないがオススメ。
オススメ度★★☆


■造形基礎 Ⅰ
■造形基礎 ⅢA
美術・デザインのアナログ的な基礎を行う通信科目。
画材を揃えて巨大な紙を用意したり、素材集めのため外に散策に出かけたりしなければならないため一定のハードルはあるが乗り越えられると身になる系の講義。
ただ必修ではないことからも、予備校や絵画教室等で基礎を学んだ経験がある人の場合は、気が進まなければパスでも良いような気はする。
オススメ度★☆☆

 

■デザイン論I
デザインを考察してレポートにまとめる通信科目。
デザイナー志望でないとややハードルは高いものの、少しでも興味があれば挑戦してみて損はない。
1単位の科目という事もあり、作成したレポートをweb経由で提出することで単位がとれる(無論レポートのクオリティが低いと落ちるが…)ため、ムサ通の中ではとっつきやすい部類に入る。
オススメ度★★☆


■デザイン論Ⅱ
■デザイン論Ⅲ

現役のデザイナーが様々な方向からデザインについてオンライン(リアルタイム)で語ってくれる科目。
油絵学科、芸術文化学科の学生でも役に立ちそうな話が聞けてリアルタイムで質問もできる。
朝から晩まで講義を聞くことになるで割と大変だが、オンラインで簡素なレポートを提出することで単位がとれるので比較的手軽に受講することができる。
オススメ度★★★

 

■造形基礎 ⅡB
丸太をデッサンするスクーリング科目。
1単位しかもらえないが2日で終わるため受講しやすい。予備校やデッサン教室とはまた少し違ったデッサンの修練ができるため、美大の学生ならとりあえず受けたい講義のひとつ。
オススメ度★★★

 

■デジタル造形基礎 Ⅰ
■デジタル造形基礎 Ⅱ

ムサビ通信では珍しい、グラフィック系ソフトウェアの基礎を教えてくれるスクーリング科目。
フォトショップイラストレーターの入門科目という位置づけだが、この授業を受けたからといって即それらのソフトが使いこなせるようにはならないので注意。逆に言えばソフトの使い方だけなら独学でもなんとかなるのでそこはお好みで。
オススメ度★★☆

 

■デザイン基礎 ⅠB
ピクトグラムと蝶のデザインを行うスクーリング科目。
科目名の通りデザイン学への入門的な位置づけの科目であり、講師の方々もそのあたりの事を踏まえた話をしてくれる。そのためピクトグラムや蝶に興味がなくともオススメできる科目。
オススメ度★★★


民俗学
「◯◯学」と名がつく一般教養系の科目の中では貴重な、テストがなくレポートの提出のみで単位がとれる科目なので一応記載。
オススメ度★☆☆


■造形基礎 ⅡA
通信課題でデッサンをやる科目。
これをとると「造形の基礎 アートに生きる。デザインを生きる。」という評判の良い教科書がもらえるため、この教科書を持っていない人はそれを目当てにとっても良いかも。
オススメ度★★☆